こし‐づよ【腰強】
[名・形動] 1 腰に力があること。また、そのさま。「—な力士」 2 物に粘りや弾力があること。また、そのさま。「—なうどん」 3 粘り強いこと。また、そのさま。「—にがんばり続ける」
こしでん【古史伝】
江戸後期の史論書。37巻。平田篤胤(ひらたあつたね)著。文政8年(1825)成立。自著の神代史「古史成文」に注釈を加え、著者の神道思想を詳しく述べたもの。
こし‐とり【腰取】
鎧(よろい)の威(おどし)の一。錏(しころ)や袖の中間の板、胴と草摺(くさずり)との中間部などを、他の部分と色を変えておどしたもの。腰取威。
こし‐なげ【腰投げ】
相撲のきまり手の一。相手のからだを自分の腰に乗せて、前に大きく落とすように投げる技。レスリングの投げ技にもいう。
こし‐なげし【腰長押】
壁などの中ほどや、窓の下にある長押。
こし‐なわ【腰縄】
1 腰につけて携帯する縄。 2 軽い罪の囚人を護送するときなどに、腰に縄をかけること。また、その縄。
こしなわ‐つき【腰縄付き】
罪人の腰に縄をかけてあること。また、その罪人。
こし‐に【越荷】
江戸時代に、廻船で下関を通って大坂に送られた日本海沿岸の物産。長州藩での言い方。
腰(こし)に梓(あずさ)の弓(ゆみ)を張(は)・る
老人の腰が弓のように曲がっていることのたとえ。「老武者は—・り」〈虎明狂・老武者〉
こしに‐かた【越荷方】
江戸時代に、長州藩の村田清風が下関に設置した藩営の商社。越荷を、大坂での相場が安いときには下関に留め置き、高値のときに売るなどして利益を得た。