こつ‐ぶつ【骨仏】
寺に納められた遺骨を集めて粉にし、セメントで固めて作った仏像。 [補説]各地にあるが、大阪市天王寺区にある一心寺の阿弥陀像が有名。ほぼ10年ごとに造られる。最初の一体は明治20年(1887)に造立。
こ‐つぼ【子壺】
子宮の俗称。子袋。
こ‐つぼ【小壺】
1 茶入れのこと。葉茶壺を大壺と称したのに対していう。 2 茶入れのうち、茄子(なす)・文琳(ぶんりん)など比較的小さいもの。
こつ‐ぼとけ【骨仏】
1 遺骨。また、死人。「正月二日の—とはなりぬ」〈浮・男色大鑑・七〉 2 人をののしっていう語。「やあ、広言なる—」〈浄・妹背山〉
こつ‐まく【骨膜】
硬骨の表面を覆う結合組織の膜。外層は血管に富み、内層に造骨細胞があって、骨の保護・栄養・成長・再生をつかさどる。
こつまく‐えん【骨膜炎】
骨膜に起こる炎症の総称。多くは化膿菌(かのうきん)によって起こる。
こつま‐もめん【勝間木綿】
江戸時代、摂津国西成郡勝間村で産した木綿織物。絹のように光沢があり、反物は幅が広い。
こ‐つみ【木積み】
木のくず。「堀江より朝潮満ちに寄る—貝にありせばつとにせましを」〈万・四三九六〉
こつ‐みつど【骨密度】
骨の強度を表す指標の一。一定容積の骨に含まれるカルシウム・マグネシウムなどのミネラル成分の量。骨量。骨塩定量。骨塩量。BMD(bone mineral density)。 [補説]一度失われた骨...
こつ‐めいろ【骨迷路】
内耳を構成する、複雑な形をした骨質の空洞。前庭・骨半規管・蝸牛殻(かぎゅうかく)からなり、内側にほぼ同形の膜迷路が納まる。骨性迷路。