こつ‐どう【骨堂】
火葬にした人の骨を納める堂。納骨堂。
こつど‐ぶんすんほう【骨度分寸法】
鍼灸で、経穴(つぼ)をきめる基準として、その人の身体各部の長さを計測し、その部位の寸法とすること。→同身寸法
こつ‐な・し【骨無し】
[形ク]「こちなし」に同じ。「田舎男にて、—・き様の風情にて、舞を舞ひ給へとこそ申しつらめ」〈義経記・六〉
こつなんか‐しょう【骨軟化症】
骨の組織からカルシウムが減少して、骨がもろく軟らかくなり、骨格が変形する成人の病気。ビタミンDの欠乏による代謝異常が原因となるもので、妊婦などに起こりやすい。→佝僂病(くるびょう)
こつ‐にく【骨肉】
1 骨と肉。肉体。 2 直接に血のつながっているもの。親子・兄弟など。肉親。「—の情」「—の争い」
骨肉(こつにく)相食(あいは)・む
肉親どうしが争い合う。骨肉相争う。「遺産をめぐっての—・む争い」 [補説]他人同士が争う場合には、この句は使わない。
こつ‐にくしゅ【骨肉腫】
骨にできる悪性腫瘍(しゅよう)。大腿骨(だいたいこつ)下端、脛骨(けいこつ)・上腕骨などの上端に発生することが多く、痛み、赤くはれる。肺などに転移することもある。青少年期の発病が多い。
こつ‐ねん【忽然】
[ト・タル][文][形動タリ]「こつぜん(忽然)」に同じ。「其の眼(まなこ)の光に五体—と縮みて」〈木下尚江・良人の自白〉
こつ‐ねんれい【骨年齢】
骨化成熟の程度を暦年齢と対照したもの。X線撮影によって推定し、小児の発育度、骨疾患の判定などに用いる。骨化年齢。
こつ‐ばい【骨灰】
1 骨が焼けて灰状になったもの。 2 ⇒こっかい(骨灰)