おだ・てる【煽てる】
[動タ下一][文]おだ・つ[タ下二] 1 うれしがることを言って、相手を得意にさせる。何かをさせようと、ことさらに褒める。もちあげる。「—・ててやる気にさせる」 2 人が落ち着いていられないほど...
恩(おん)に着(き)・せる
恩を施したことについて、ことさらにありがたく思わせようとする。恩に掛ける。
かくし‐だて【隠し立て】
[名](スル)自分のした事・知っている事などを、人に知らせないようにすること。「ことさらに—する」
かた・る【語る】
[動ラ五(四)] 1 話す。特に、まとまった内容を順序だてて話して聞かせる。「目撃者の—・るところによれば」「決意の程を—・る」 2 語り物を節をつけて朗読する。「浪曲を—・る」 3 ある事実が...
餓鬼(がき)の断食(だんじき)
《餓鬼は断食しようとしまいと、おのずから断食の状態である意から》当然のことを、ことさらに言い立てて、人前をつくろうことのたとえ。
きけん‐うんてん【危険運転】
酒や薬物の影響で正常な運転のできない状態、制御できない高速度での運転、高速で故意に割り込みまたは接近する運転、高速でことさらに赤信号を無視する運転などをいう。→危険運転致死傷罪
疵(きず)を求(もと)む
《「韓非子」大体から》ことさらに人の欠点や過失を探し求める。毛を吹いて疵(きず)を求む。
くさ・す【腐す】
[動サ五(四)]悪意をもって悪く評する。欠点をことさらに取りあげて悪く言う。けなす。「ライバルの仕事を—・す」 [可能]くさせる
くじ‐だくみ【公事工】
[名・形動ナリ] 1 何事も訴訟によって解決しようとすること。特に、自分の利益のために理屈をつけて訴訟を起こすこと。「ことさら—して、筋なき事を書き求め」〈浮・織留・三〉 2 いろいろ理屈を言い...
くすぐり【擽り】
1 くすぐること。 2 演芸・文章などで、ことさらに観客や読者を笑わせようとすること。「—を入れる」