あじろ‐びょうぶ【網代屏風】
網代3を張った屏風。「山里びたる—などの、ことさらに事そぎて」〈源・椎本〉
あたらしがり‐や【新しがり屋】
ことさらに流行を追い、最新のものを良しとする人。
あらい‐だて【洗い立て】
《「あらいたて」とも》他人の欠点・失敗または秘密などを、ことさらにあばくこと。
あら‐さがし【粗捜し/粗探し】
[名](スル)他人の欠点や過失を、ことさらにさがし出すこと。また、そうして悪口を言うこと。「—して言いふらす」
いじ・める【苛める/虐める】
[動マ下一] 1 弱いものを苦しめ、痛めつける。つらく当たる。さいなむ。「小犬を—・める」「同級生によってたかって—・められる」 2 ことさらに厳しく扱う。「トレーニングでからだを—・める」
異(い)とするに足(た)り◦ない
ことさら不思議に思ったり、驚いたりすることではない。「実力からすれば、決勝進出は何も—◦ないことだ」
犬(いぬ)が西向(にしむ)きゃ尾(お)は東(ひがし)
当然であること。また、それをことさらめいていう言葉。
いや‐み【嫌み/厭み】
[名・形動] 1 人に不快な思いを与える言動。あてつけや皮肉。また、それによって不快感を与えるさま。「—を言う」「—たっぷりな口ぶり」 2 ことさらに気どっていて、いやらしいさま。「二枚目ぶって...
えん‐ぎ【演技】
[名](スル) 1 見物人の前で芝居・曲芸・歌舞や、体操などの技を行って見せること。また、その技。「模範—」 2 本心を隠して見せかけの態度をとること。「ことさらに仲のよさを—する」
おこ‐め・く【痴めく/烏滸めく】
[動カ四]愚かなようすをする。ばかげている。ふざける。「昔物語などに、ことさらに—・きて作り出でたる物の譬に」〈源・総角〉