恰(あたか)もよし
ちょうどよいことには。まことにぐあいよいことには。「—、山手に寄った家の若い者が五六人、駈けつけて来た」〈蘆花・自然と人生〉
うらむらく‐は【恨むらくは】
[連語]《動詞「うらむ」(上二)のク語法+係助詞「は」》残念なことには。恨めしいことには。「暇はあるのに、—お金がない」
おしむらく‐は【惜しむらくは】
[連語]《「おしむ」+接尾語「らく」+係助詞「は」。副詞的に用いる》惜しいことには。残念なことには。「有能な人材だが—人情味に乏しい」 [補説]「惜しむ」は五段活用であるが、下二段活用動詞などの...
かかわり‐あ・う【関わり合う/係わり合う】
[動ワ五(ハ四)]他人や他の事柄などと関係をもつ。「面倒なことには—・いたくない」
かたま・る【固まる】
[動ラ五(四)] 1 やわらかい物や液状の物、または粒状の物が、しだいに固くなる。固形状になる。凝固する。「粘土が—・る」「血が—・る」 2 1か所に集まる。寄り合う。一団となる。「五人が—・っ...
らく
[接尾]上一段活用動詞の未然形、上二段・下二段・カ行変格・サ行変格・ナ行変格活用の動詞および助動詞「つ」「ぬ」「しむ」「ゆ」などの終止形に付く。 1 上の活用語を体言化し、…すること、の意を表す...
肝(きも)が据(す)わ・る
落ち着いていてめったなことには驚かない。度胸がある。胆(たん)が据わる。「—・った人物」 [補説]「肝が座る」と書くのは誤り。
カーボン‐ニュートラル【carbon neutral】
《環境中で、二酸化炭素の排出量と吸収量が同じであるという意、炭素中立》 1 植物や植物を原料とするバイオエタノールなどを燃やして出る二酸化炭素は、植物が生長過程に吸収した二酸化炭素と同量で温室効...
けら‐く
《過去の助動詞「けり」のク語法》…であったこと。…であったことには。「神代より言ひ継ぎ—」〈万・四一〇六〉
けっ‐てん【欠点】
1 不十分なところ。足りないところ。短所。あら。「—を補う」「—をつく」 2 学校の成績で、必要な点数に足りないこと。落第点。 [用法]欠点・弱点——「燃料を食うのが、この車の欠点(弱点)だ」「...