こと‐はじめ【事始め】
1 物事に初めて手をつけること。手始め。着手。「蘭学—」 2 「御事始(おことはじ)め1」に同じ。 3 「御事始(おことはじ)め2」に同じ。《季 春》
こと‐はな【異花】
ほかの花。別の花。「菊もなほ咲き出でぬれば—はそれにあらじをにほひけるかな」〈古今六帖・六〉
こと‐はら【異腹】
父が同じで母が違う子供たちの関係。はらちがい。いふく。「—の兄人(せうと)も京にて法師にてあり」〈かげろふ・下〉
こと‐はらから【異同胞】
1 父あるいは母を異にした兄弟姉妹。「母北の方、—たち、ただここになむ来かかる」〈落窪・四〉 2 ほかの兄弟姉妹。「—どもよりは、かたちも清げなるを」〈源・夢浮橋〉
こと‐ば【言葉/詞/辞】
1 人が声に出して言ったり文字に書いて表したりする、意味のある表現。言うこと。「友人の—を信じる」 2 音声や文字によって人の感情・思想を伝える表現法。言語。「日本の—をローマ字で書く」 3 文...
ことば‐あそび【言葉遊び】
言語の発音や意味を利用した遊び。早口言葉・なぞなぞ・尻取り・洒落(しゃれ)・はさみ言葉・さかさ言葉など。
ことば‐あらそい【言葉争い】
口げんか。口論。言い争い。
ことば‐かず【言葉数】
1 語数。「—の多い辞書」 2 口かず。「—の少ない人」
ことばからのしょくしゅ【言葉からの触手】
吉本隆明の著作。昭和60年(1985)から平成元年(1989)にかけて、「文芸」誌に連載された断片的な形式の散文。単行本は平成元年(1989)6月刊行。
ことば‐がえし【言葉返し】
人の言葉に従わないで言い返すこと。口答え。「—はついしか為(し)ませんかったけれど、物も言わず物を食べず」〈一葉・この子〉