此(こ)の世(よ)の外(ほか)
あの世。のちの世。後世。来世。「あらざらむ—の思ひ出に今ひとたびの逢(あ)ふこともがな」〈後拾遺・恋三〉
このよのよろこびよ【この世の喜びよ】
井戸川射子の短編小説、および同作を表題作とする小説集。短編小説は令和4年(2022)に発表され、第168回芥川賞受賞。
このり【兄鷂】
鳥、ハイタカの雄。
こ‐の‐わた【海鼠腸】
ナマコの腸管で作った塩辛。酒の肴(さかな)。三河・志摩産のものが有名。《季 冬》「—の桶の乗りゐる父の膳(ぜん)/たかし」
このん‐で【好んで】
[副]《動詞「このむ」の連用形に接続助詞「て」がついた「このみて」の音変化》好きで。自分から進んで。「—死地に赴く」