こまつ‐ひき【小松引き】
平安時代、正月初めの子(ね)の日に、野に出て小松を引き抜いて遊んだ行事。子の日の遊び。《季 新年》「雪嶺の襞濃く晴れぬ—/久女」
こまつ‐ひこうじょう【小松飛行場】
石川県小松市にある飛行場。昭和36年(1961)開港。防衛省が設置・管理をしており、航空自衛隊と民間航空が共用する。通称、小松空港。
こま‐つぶり【独楽】
独楽(こま)の古名。「—にむらごの緒つけて、奉り給へりければ」〈大鏡・伊尹〉
こま‐つるぎ【高麗剣/狛剣】
[名]高麗ふうの剣。環頭大刀(かんとうのたち)。 [枕]高麗剣は柄頭に環(わ)があるところから、「わ」にかかる。「—わざみが原の行宮(かりみや)に」〈万・一九九〉