すい‐こく【推轂】
[名](スル)《轂(こしき)をおして車を進める意から》人をある地位などに推薦すること。とりもって官職などに就くようにすること。「東洋の学士に—し、これと交らしむ」〈中村訳・西国立志編〉
すい‐ぎん【水銀】
亜鉛族元素の一。常温で液状である唯一の金属で、銀白色で重い。有毒。融点はセ氏零下38.86度、沸点はセ氏356.72度。主要鉱物は辰砂(しんしゃ)で、これを焼いて製する。多くの金属とアマルガムを...
ずい‐じゅう【随従】
[名](スル) 1 つきしたがうこと。供として行くこと。また、その人。「艦長は…、これに—する指揮官は」〈福沢・福翁自伝〉 2 言われるままに人の意見に従うこと。「先輩の言に—する」
すいちゅうよく‐せん【水中翼船】
船体の喫水線下に翼を付けた船。これによって揚力を発生させ、船体を浮き上がらせて高速で進む。ハイドロフォイル。
すい‐ち【推知】
[名](スル)ある手がかりからおしはかって知ること。「余が今卿に請んとする所のものは卿も亦これを—する所ならん」〈菊亭香水・世路日記〉
すいたい‐ろ【錐体路】
随意運動を支配する神経の主要経路。大脳皮質の運動野に始まり、延髄を通るときに大部分の神経線維が交差して錐体とよぶ高まりをつくり、反対側の脊髄に入り全身に伝えられる。これ以外の下行性の運動伝達路を...
すいそう‐りゅう【吹送流】
風のために水面が移動し、他の場所の水がこれを補うかたちで生じる流れ。→風成(ふうせい)海流
すがわら【菅原】
姓氏の一。もと土師(はじ)氏。古人(ふるひと)のとき、菅原と改めた。文章家として代々学者を輩出。道真は右大臣に進んだ。中世には、高辻・五条・東坊城・唐橋などの諸家に分かれた。 [補説]「菅原」姓...
スキャプ【SCAP】
《Supreme Commander for the Allied Powers》連合国軍最高司令官。第二次大戦後の連合国による日本占領・管理の最高責任者。マッカーサー元帥がこれに任命された。ス...
ずいい‐うんどう【随意運動】
脊椎動物で、自分の意志によって行われる運動。大脳皮質からの刺激によって随意筋が収縮し運動が起こされる。これに対し、心筋の収縮、反射などは不随意運動という。→不随意運動