の‐さき【荷前/荷向】
平安時代、諸国から貢ぎ物として奉られた初物。これを伊勢神宮をはじめ諸陵墓に奉った。にさき。
ねま・る
[動ラ四] 1 とじこもる。また、黙座する。「—・りて物を思案することが大人の志のやうなぞ」〈史記抄・周本紀〉 2 すわる。また、ひれ伏す。「これ軍右衛門が—・り申して手をつかへる」〈浄・宵庚申...
念(ねん)が晴(は)・れる
全く思い残すところがなくなる。「残念と存じたが、これでやうやう—・れた」〈伎・扇音々大岡政談〉
ねんきんきろく‐もんだい【年金記録問題】
旧社会保険庁によって、公的年金の加入・納付記録が長年にわたってずさんに管理されていた問題。基礎年金番号の導入に伴い、紙台帳などで管理されていた過去の国民年金・厚生年金・共済年金の年金加入記録をオ...
ねり‐うに【練り雲丹/煉り雲丹】
塩漬けにしたウニの卵巣だけ、または、これにエチルアルコールやでんぷん・砂糖などを加えて、練りつぶした食品。
ねん‐な・し【念無し】
[形ク] 1 無念である。残念である。「覚範一の矢を射損じて、—・く思ひなして」〈義経記・五〉 2 容易である。たやすい。「夜昼三日が間に、—・く掘り崩してけり」〈太平記・七〉 3 予想外である...
ねんしゅう‐しさ【年周視差】
ある恒星を、地球と太陽から見たときの方向の差。地球の公転運動に伴い1年周期で変化するが、その最大値で表す。地球の公転の証拠となり、また、これから恒星の距離が決定できる。日心視差。三角視差。
ねんりょう‐ぼう【燃料棒】
原子炉用の棒状燃料。ふつう、酸化ウランを筒状の被覆管に密封したもの。実際には、これを数十から数百本束ねた集合体を単位として使う。→燃料集合体
のこ・る【残る/遺る】
[動ラ五(四)] 1 あとにとどまる。「会社に—・って仕事をかたづける」 2 取り去ったり使ったりしたあとに、なくならないである。「弁当が数人分—・る」「まだ時間は—・っている」 3 消えないで...
のき‐なみ【軒並(み)】
1 家が軒を連ねて並び建っていること。家並み。「宿場町の古い—」 2 並んでいる家の一軒一軒。家ごと。「刑事が—に聞いてまわる」 3 (副詞的に用いて)どこもかしこも。どれもこれも。「不況で企業...