こんごう‐ぶっし【金剛仏子】
密教の灌頂(かんじょう)を受けた者。金剛の名号を受けた者。
こんごう‐ぶつ【混合物】
2種以上のものがまじって一つとなったもの。特に、それらの間に強い化学結合を生じないでまじり合ったもの。化合物に対していう。
こんごう‐ほけん【混合保険】
2種類以上の保険を組み合わせて一つにした保険の契約。死亡保険と生存保険とを結合した養老保険など。
こんごう‐やく【混合薬】
1 2種以上の薬をまぜ合わせたもの。 2 「混合火薬」に同じ。
こんごう‐やしゃ【金剛夜叉】
「金剛夜叉明王」の略。 「金剛夜叉法」の略。
こんごうやしゃ‐ほう【金剛夜叉法】
密教で、金剛夜叉明王を本尊とし、主として降伏(ごうぶく)を祈る修法。
こんごうやしゃ‐みょうおう【金剛夜叉明王】
《(梵)Vajra-yakṣaの訳》五大明王の一。北方を守護し、悪魔を降伏(ごうぶく)する。三面六臂(ろっぴ)で、中心の面は五眼。火炎を負い、怒りの相を表す。杵(しょ)・箭(せん)・剣・弓などを...
こんごう‐りき【金剛力】
金剛力士のような大力。非常に強大な力。
こんごう‐りきし【金剛力士】
《(梵)Vajra-pāṇiの訳》金剛杵(しょ)を持って仏法を守護する神。大力をもって悪魔を降伏(ごうぶく)する。寺門の左右に置かれる。門の向かって右を密迹(みっしゃく)金剛、左を那羅延(ならえ...
こんごう‐りゅう【金剛流】
能のシテ方の流派の一。大和猿楽坂戸座の流れで、幕末までは金剛座といった。室町時代の坂戸孫太郎氏勝を流祖とする。現在は京都に本拠をもつ。