こう‐こ【江湖】
《「ごうこ」とも》 1 川と湖。特に、中国の揚子江と洞庭湖。 2 世の中。世間。一般社会。「広く—の喝采を博す」 3 都から遠く離れた地。隠者の住む地。「猫を友にして日月を送る—の処士」〈漱石・...
ごう‐こ【江湖】
1 ⇒こうこ(江湖) 2 《馬祖が揚子江の西に、石頭が洞庭湖の南に住し、参禅の徒がその間を往復した故事に基づく》 ㋐「江湖僧」の略。 ㋑「江湖会」の略。
ごう‐こ【郷戸】
律令制の行政区画で、郷を構成する戸。50戸を1里(郷)とし、班田収授や租・庸・調などの賦課はこの区画を単位とした。→郷里制
ごう‐こう【毫光】
仏の眉間(みけん)の白毫(びゃくごう)から四方に出る細い光。仏の智慧にたとえられる。
ごうこう‐おん【合口音】
もと中国の音韻学の用語。口をすぼめて発する音。オ列長音のうち、古く「オウ・コウ・エウ・ケウ」と書かれた類。「アウ・カウ・アフ・カフ」と書かれたものに対する。中世以後、「オー」と長音化した。合音。...
ごう‐こうぞう【剛構造】
建築物の柱・梁(はり)を剛(接合部の角度が変わらないよう)に接合し、耐震壁を設け、床板も変形しないように構成する耐震構造。現在では低層・中層の建築物に適用。→柔構造
ごうこ‐え【江湖会】
禅宗で、修学参禅の僧を集めて夏安居(げあんご)を行うこと。江湖。
ごう‐こく【号哭】
[名](スル)大声をあげて泣き叫ぶこと。号泣。「愛児の死に—する」
ごう‐こく【合刻】
[名](スル)2冊以上の異なった本を1冊にまとめて刊行すること。また、刊行したもの。合刻本(がっこくぼん)。
ごうこ‐そう【江湖僧】
禅宗で、修学参禅を行う僧。学問僧。江湖。