こうけ‐がま・し【高家がまし/豪家がまし】
[形シク]《「ごうけがまし」とも》権勢をかさに着るさま。権柄ずくである。「かこちかかりて—・しく申して、むつかしく侍るなり」〈山家集・下・詞書〉
こうけ‐だ・つ【高家立つ/豪家立つ】
[動タ下二]《「ごうけだつ」とも》権門出身らしく振る舞う。「—・つるわが殿も中納言におはしますや」〈落窪・二〉
こうけ‐ば・る【高家張る/豪家張る】
[動ラ四]《「ごうけばる」とも》威圧的で横柄に振る舞う。えらぶる。「—・ったる罪人かな」〈虎明狂・八尾〉
こう‐こ【江湖】
《「ごうこ」とも》 1 川と湖。特に、中国の揚子江と洞庭湖。 2 世の中。世間。一般社会。「広く—の喝采を博す」 3 都から遠く離れた地。隠者の住む地。「猫を友にして日月を送る—の処士」〈漱石・...
こう‐せい【降生】
[名](スル)《「ごうせい」とも》神仏が人間となってこの世に生まれること。降誕。「人界に—して」〈逍遥・美とは何ぞや〉
こう‐りん【降臨】
[名](スル)《古くは「ごうりん」とも》 1 天上に住むとされる神仏が地上に来臨すること。「天孫—」 2 他人を敬って、その出席をいう語。
こう‐れい【恒例】
《古くは「ごうれい」とも》いつもきまって行われること。多く、儀式や行事にいう。また、その儀式や行事。「新春—の歌会」「—によって一言御挨拶申し上げます」
ごいちご‐じけん【五・一五事件】
昭和7年(1932)5月15日、海軍青年将校・陸軍士官学校生徒らが首相官邸などを襲撃し、犬養毅首相を射殺した事件。軍部はこれを利用して政党内閣に終止符を打ち、軍部独裁政治への一歩を進めた。
ごう【仰/業】
〈仰〉⇒ぎょう 〈業〉⇒ぎょう
ごう【傲】
[常用漢字] [音]ゴウ(ガウ)(呉)(漢) [訓]おごる おごり おごりたかぶる。「傲岸・傲然・傲慢/倨傲(きょごう)・驕傲(きょうごう)」