いっ‐ぺん【一片】
1 薄く平たく小さいもの一つ。ひとひら。「—の花びら」 2 全体から切り取られた一部分。ひときれ。「—の肉」 3 ほんの少し。ごくわずか。「—の誠意も感じられない」
おく‐ごうらい【奥高麗】
古唐津の茶碗の一。形は概して大ぶりで井戸形または熊川(こもがい)形。ごく薄い土灰釉がかけられ、火度によって種々変化している。
あるか‐なし【有るか無し】
[連語]あるのかないのかわからないほど、ごくわずかであるようす。「—の汚れ」
雨(あめ)の降(ふ)る日(ひ)は天気(てんき)が悪(わる)い
ごく当たり前であること、当然であることのたとえ。
アンチヒーロー【antihero】
劇・小説などで、一般的な英雄像に当てはまらない、ごく平凡な主人公。また、邪悪な無法者として描かれる主人公。→ダークヒーロー
あと‐じさり【後退り】
[名](スル)《「あとしざり」「あとしさり」とも》 1 「あとずさり1」に同じ。「—して唐紙に背を靠(もた)せた」〈高見・如何なる星の下に〉 2 「あとずさり2」に同じ。「いざ結婚となると何時も...
あと‐びさり【後びさり】
[名](スル) 1 「あとずさり」に同じ。「蟹なら横に這う所だが今年の気候は—をするんですよ」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 アリジゴクの別名。 3 カニムシの別名。
あ‐ていぼく【亜低木】
ごく丈の低い木で、幹の根元が木質、先は草質であるようなもの。亜灌木(あかんぼく)。
いおう‐に‐むにん【易往而無人】
仏語。阿弥陀仏の誓願を信じる者はたやすく極楽往生できるが、実際にはそういう者はごくまれであるということ。「大無量寿経」にある語。
あし‐もと【足元/足下/足許】
1 足が地についている所。また、その周り。「暗いから—に注意して下さい」「—に犬がうずくまる」 2 足の下部。「—に泥はねを上げる」「—が寒い」 3 ある人の、ごく身近な所。身辺。「まず—を固め...