ひめ‐ばしょう【姫芭蕉】
バショウ科の多年草。バショウに似るが小形で、高さ1〜2メートル。赤色の苞(ほう)をもつ花をつける。中国南部の原産。美人蕉(びじんしょう)。紅蕉(こうしょう)。《季 夏》「亜字欄に美人浴後や—/圭岳」
ひ‐なし【日済し】
1 借金を毎日少しずつ返すこと。 2 「日済し金」の略。「吝嗇者(りんしょくもの)の—を督促(はた)る様に」〈蘆花・不如帰〉
ひいれ‐しき【火入れ式】
1 新しく梵鐘(ぼんしょう)を鋳造する儀式。 2 新しく神棚を設置する際の儀式。 3 家屋建造の際、かまどに初めて火を入れる儀式。
はん‐やけ【半焼け】
[名・形動] 1 火事で1軒の家が半分焼けること。また、そのさま。はんしょう。「もらい火で—になる」 2 食べ物がよく焼けていないこと。また、そのさま。なまやけ。「—な(の)肉」
ぴりり
[副]鋭い刺激を感じるさま。ぴりっと。「山椒(さんしょう)は小粒でも—と辛い」
はん‐ざき【半割/半裂】
《二つに裂いても生きている意から》オオサンショウウオの別名。《季 夏》
パンシオン【(フランス)pension】
食事付きの宿泊・下宿。また、下宿屋。ペンション。
班女(はんじょ)が閨(ねや)
《班婕妤(はんしょうよ)が帝の愛を失ったとき、わが身をもはや不用となった秋の扇にたとえて詩を作ったという「怨歌行」の故事から》男に捨てられた女の寝室。→秋の扇
ばん‐たん【万端】
1 ある事についてのあらゆる事柄・方法。「千緒(せんしょ)—」「準備—整う」 2 俗に、すべてが整っていること。万全。「準備は—だ」 [補説]2は「万端整えてある」からの誤解。
ばんじょう‐がわ【番匠川】
大分県南部を流れる川。佩楯(はいたて)山(標高754メートル)南麓の三国峠(標高664メートル)付近に源を発し、九州山地東部を東流して佐伯(さいき)湾に注ぐ。長さ38キロ。中流域にある小半(おな...