ごう‐いん【強淫】
「強姦(ごうかん)」に同じ。「—どうようなこと」〈高畠藍泉・怪化百物語〉
ごう‐いん【業因】
仏語。未来に苦楽の果報を招く原因となる善悪の行為。⇔業果。
ごう‐いん【豪飲】
むやみに大酒を飲むこと。暴飲。「斗酒なお辞せずの—ぶり」
ごう‐う【豪雨】
激しい勢いで大量に降る雨。雨量がきわだって多い雨にいう。「集中—」
ごう‐えん【強縁/剛縁】
有力者や権力者と縁故のあること。また、それを利用してわがままな行いをすること。「郎等、本の妻(め)はありけれども、—を取ると思ひて、喜ぶこと限りなし」〈今昔・二六・五〉
ごう‐おく【剛臆】
《古くは「こうおく」とも》剛勇と臆病。「大男の—は知らねども、よそより見けるには、あはれ大将かなとぞおぼえける」〈平治・上〉
ごう‐おん【号音】
信号や合図の音。
ごう‐おん【合音】
1 室町時代の日本語で、オウ・コウ・ケウなどが長音化した場合の母音。[oː]で表す。⇔開音(かいおん)。 2 ⇒結合音(けつごうおん)
ごう‐おん【轟音】
とどろきわたる音。大きく鳴り響く音。「列車の—」
こう‐か【劫火】
《「ごうか」とも》仏語。世界が破滅する壊劫(えこう)の終末に起こり、世界を焼き尽くしてしまう大火。