ご‐いし【御倚子】
朝廷の儀式のとき、束帯姿の天皇が着座した、いす。普通は紫宸殿(ししんでん)と清涼殿の殿上の間とに置かれた。
ごいし‐かいがん【碁石海岸】
岩手県南東部、陸中海岸の南部にある海岸。大船渡(おおふなと)湾に突出した末崎(まつさき)半島の南東にある、海食による断崖で知られる。国の名勝・天然記念物に指定されている。地名の由来は黒い碁石状の...
ごいし‐しじみ【碁石小灰蝶】
シジミチョウ科の昆虫。翅(はね)の表面は黒褐色、裏面は白地に黒色の斑紋が散在する。笹につくアブラムシの分泌する甘い汁を吸う。
ごいし‐はまぐり【碁石蛤】
チョウセンハマグリの別名。
ごいし‐まめ【碁石豆】
ガンクイマメの別名。
ごいちご‐じけん【五・一五事件】
昭和7年(1932)5月15日、海軍青年将校・陸軍士官学校生徒らが首相官邸などを襲撃し、犬養毅首相を射殺した事件。軍部はこれを利用して政党内閣に終止符を打ち、軍部独裁政治への一歩を進めた。
ごい‐の‐くろうど【五位の蔵人】
蔵人所の次官。蔵人頭(くろうどのとう)の次に位する者。五位の殿上人(てんじょうびと)の中から、家柄がよく、能力のすぐれた者を選んで任じた。定員は三人。宮中の事務をつかさどった。
ご‐いり【後入り】
茶事で、客が初座のあと、中立ちを経て、後座の茶席につくこと。改めて手水(ちょうず)を使い、床を拝見する。あといり。のちいり。→初入り
ごい‐りょく【語彙力】
その人がもっている単語の知識と、それを使いこなす能力。「—が高い」
ご‐いん【五音/五韻】
1 (五音)「五声(ごせい)1」に同じ。 2 五十音図の各行の五つの音。ごおん。 3 中国音韻学で、喉音(こうおん)・顎音(がくおん)・舌音(ぜつおん)・歯音(しおん)・唇音(しんおん)の総称。...