さいかく‐の‐おび【犀角の帯】
石帯(せきたい)の一種。サイの角(つの)を円形または方形に切って飾りとしてつけた革の帯。四位・五位以下の者が用いた。角(つの)の帯。
サイカシン【cycasin】
ソテツ類に含まれる有毒の配糖体。発がん性をもつ。救荒植物としてソテツの幹や種子などからでんぷんを採取して食用とするには、水にさらして毒を取り除く必要がある。化学式C8H16N2O7
さいかじゅうりょう‐トンすう【載貨重量トン数】
船舶の貨物の積載能力を最大重量で示したもの。英トンを用い、貨物を満載した状態の排水量から、空船状態の排水量を引いた重量で表す。記号DWt. 重量トン。→トン2
さいかち【皂莢】
マメ科の落葉高木。山野や河原に自生。幹や枝に小枝の変形したとげがある。葉は長楕円形の小葉からなる羽状複葉。夏に淡黄緑色の小花を穂状につけ、ややねじれた豆果を結ぶ。栽培され、豆果を石鹸(せっけん)...
さいかち‐むし【皂莢虫】
(関東地方南部で)カブトムシの別名。
さい‐かん【才幹】
物事を成し遂げる知恵や能力。手腕。「学問—共に優れた人物」
さい‐かん【再刊】
[名](スル)休刊または廃刊していた新聞や雑誌などを再び刊行すること。復刊。
さい‐かん【災旱】
ひでりによる災害。「三日の間小止(をや)み無くして、—の憂へ永く消えぬ」〈太平記・一二〉
さい‐かん【災患】
わざわい。災難。「—を救う」
さい‐かん【彩管】
絵をかく筆。えふで。画筆。「—を揮(ふる)う」