こ‐ばこ【小箱】
1 小さい箱。 2 「鉤笥(ちげ)」に同じ。
このよのうつくしきものすべて【この世の美しきものすべて】
《原題、(チェコ)Všecky krásny světa》チェコの詩人、サイフェルトによる回想録。1982年刊行。
こ‐はぎ【小萩】
小さい萩。また、萩。《季 秋》「垣荒れて犬踏み分くる—かな/闌更」
このは‐てんぐ【木の葉天狗】
1 威力のない小さい天狗。こっぱてんぐ。「いかに—たち、疾(と)う疾う出でられ候へ」〈謡・鞍馬天狗〉 2 風に舞い散る木の葉を、空を自在に飛び回る天狗にたとえた語。「時雨にも化くるは—かな」〈鷹...
こはちよう‐の‐くるま【小八葉の車】
文様が小さい八葉の車。一般殿上人(てんじょうびと)に広く用いられた。→八葉の車
このは‐ざる【木の葉猿】
1 普通より体が軽くて小さい猿。また、樹上で身軽に飛び回る猿、木の葉の間に見え隠れする猿の意とする説もある。「三笠の山に住まひする—をも誘ふなる」〈謡・嵐山〉 2 木の葉の落ちるのを、猿が身軽に...
こ‐はじとみ【小半蔀】
小さい半蔀。
こば‐の‐がまずみ【小葉の莢蒾】
レンプクソウ科の落葉低木。関東以西の山地に自生し、高さ約1メートル。ガマズミに似るが、葉が小さい。
こ‐びと【小人】
1 背丈が非常に低い人。侏儒(しゅじゅ)。 2 物語などに登場する、からだが小さい想像上の人物。 3 武家で、雑役に従った身分の低い人。 4 江戸時代、幕府・諸藩の職名。雑役に従事した役。小者。
ごばんめ‐もの【五番目物】
正式な五番立ての演能のさいに最後に置かれる曲。鬼畜・天狗(てんぐ)・神体などをシテとするものが多い。切能物(きりのうもの)。