つかえ【支え/閊え】
1 都合の悪い事情。さしさわり。支障。「店に—さえなくば巳之の相手多吉も入れて遣ろ」〈緑雨・門三味線〉 2 (「痞え」とも書く) ㋐病気・心配などで胸がつまるような感じ。「胸の—がおりる」 ㋑癪...
つかみ‐どころ【掴み所】
つかむ部分。また、そのものの本質や真意を押さえる手がかりとなる点。とらえどころ。つかまえどころ。「話の—をさがす」「—のない人」
つかま・る【捕まる/掴まる/捉まる】
[動ラ五(四)] 1 取り押さえられて、逃げることができなくなる。とらえられる。つかまえられる。「どろぼうが—・る」「スピード違反で—・る」「先発投手が相手の打線に—・る」 2 目的のものを探し...
つき‐の‐さわり【月の障り】
1 月経。メンス。月のもの。 2 月の光をさえぎるもの。「女松にておはすらん、—になるほどに」〈咄・露がはなし・二〉
つつ【筒】
1 丸く細長くて中が空洞になっているもの。くだ。管(かん)。「竹の—の花入れ」 2 銃身。砲身。転じて、小銃や大砲。「になえ—」「大—」 3 ブーツの足首から上、ふくらはぎの入る部分。「—回り3...
つき‐の‐しも【月の霜】
月光がさえ渡り地上を白く照らすのを、霜にたとえた語。「こよひかく眺むる袖の露けきは—をや秋と見つらむ」〈後撰・夏〉
だん‐あつ【弾圧】
[名](スル)おさえつけること。特に、支配者が権力を行使して反対勢力の活動を抑圧すること。「言論を—する」
た・める【溜める】
[動マ下一][文]た・む[マ下二] 1 少しずつ集めて量をふやす。集めたものを減らさずに取っておく。集めたくわえる。「雨水を—・める」「目に涙を—・めて哀願する」 2 (「貯める」とも書く)たく...
てい‐ちょう【啼鳥】
鳴く鳥。さえずる鳥。また、鳥の鳴き声。「落花—の情けも心に浮ばぬ」〈漱石・草枕〉
空(そら)飛(と)ぶ鳥(とり)も落(お)とす
空を飛んでいる鳥さえも落とす力を持つ。きわめて権勢の強いことのたとえ。飛ぶ鳥を落とす。