かけ‐ちから【懸け税】
上代、神社の玉垣にかけて神にささげた稲の初穂の束。懸け稲。「—千税(ちぢから)余り百税(いほちから)を」〈祝詞・同神嘗祭〉
かたな‐かけ【刀掛(け)】
1 刀を横にして掛けておく道具。刀架。 2 ものの役に立たない武士をさげすんでいう語。「綺羅(きら)を飾りし—めら」〈伎・景清〉
かんぺい‐し【官幣使】
朝廷から幣帛をささげるために遣わされる勅使。
カメ
西洋犬のこと。明治初期、西洋人が飼い犬を呼ぶのに「Come here!」と言うのを「カメヤ」と聞き、「カメ」を犬の意、「ヤ」を呼びかけの意の「や」ととったことによる。「おれが面を見りゃア異人館の...
かん‐ぺい【官幣】
《「かんべい」とも》昔は神祇官(じんぎかん)から、明治以降は宮内省から、祈年祭・月次祭(つきなみのまつり)・新嘗祭(にいなめさい)などに、一定の社格の神社にささげた幣帛(へいはく)。
かむ‐みそ【神御衣】
《「かむみぞ」とも》神の着用する衣服。また、神にささげる衣服。かんみそ。「天照大御神、…—織らしめ給ひし時」〈記・上〉
かな‐いろ【金色】
1 金属の色。 2 金めっき、または、真鍮(しんちゅう)製の銚子や提子(ひさげ)。〈易林本節用集〉
せい‐か【聖火】
1 神にささげる神聖な火。 2 オリンピック競技開催中、主競技場の聖火台に燃やしつづける火。古代ギリシャの故事にならい、オリンピアで太陽光から採火される。1928年アムステルダム大会に始まる。オ...
せき‐はん【赤飯】
もち米に煮た小豆あるいは豇豆(ささげ)をまぜ、その煮汁とともに蒸した飯。祝い事の際に用いる。おこわ。赤の御飯。
わ‐かざり【輪飾り】
わらを輪の形に編み、その下に数本のわらを垂れさげた正月の飾り物。ウラジロやユズリハなどを添えて、門口や室内に飾る。輪注連(わじめ)。《季 新年》「—やすでに三日の隙間風/万太郎」