のり‐の‐ふね【法の舟】
仏法が極楽浄土の彼岸に衆生(しゅじょう)を運ぶことを、舟にたとえていう語。法船(ほうせん)。「—さして行く身ぞもろもろの神も仏もわれをみそなへ」〈新古今・釈教〉
はいいろ‐の‐のうさいぼう【灰色の脳細胞】
英国の推理作家アガサ=クリスティの作品に登場する名探偵エルキュール=ポアロが、すぐれた洞察力をもつ自身の頭脳をさしていう言葉。
パフォーマンス【performance】
1 演劇・音楽・舞踊などを上演すること。また、その芸・演技。 2 身体を媒介とした芸術表現。演劇などのほか、特に現代美術での表現をさしていう。「前衛書道家による—」 3 人目を引くためにする行為...
パピー‐ミル【puppy mill】
《子犬工場の意》工場で品物を大量生産するように、大規模な繁殖を行う業者。多く、利益を最優先にして劣悪な環境で愛玩動物を大量に繁殖させる、悪質なブリーダーをさしていう。
はつめい‐おう【発明王】
すぐれた発明を数多く生み出す人。多くエジソンをさしていう。
はな‐がさ【花笠】
1 造花などで美しく飾りたてた笠。祭礼や舞踊などに用いる。 2 花をつけた笠。花が降りかかった笠。「—をさしてきつれど桜人春の山べのたよりとぞ見る」〈公任集〉 3 花を笠に見立てていう語。「うぐ...
はつ‐しお【初潮/初汐】
1 製塩のためにその年初めてくむ潮水(しおみず)。 2 潮の満ちるときに最初にさしてくる潮。 3 陰暦8月15日の大潮。葉月潮。《季 秋》「—や鳴門(なると)の浪の飛脚舟/凡兆」
はこね【箱根】
神奈川県南西部、足柄下郡の地名。北部を早川が流れ、西部に芦ノ湖がある。江戸時代は東海道五十三次の宿駅の一つで、関所が置かれていた。多くの温泉があり、観光地。また、広くは箱根山一帯をさしていう。
はだ‐がたな【肌刀/膚刀】
懐中に持つ小さな刀。懐剣(ふところがたな)。「懐を探しけるに、案のごとく—をさしてあり」〈浮・武家義理・二〉
ばつ‐いち【ばつ一】
《×印が一つ付いているという意》一度離婚していることを表す俗語。また、一回離婚歴がある人をさしていう。