さし‐つぎ【挿(し)接ぎ】
接ぎ木の方法の一。根のない台木に接ぎ木してから挿し木を行い、発根と同時に台木と接ぎ穂とを癒着させる。主としてブドウに用いる方法。
さし‐つ・く【差し付く】
[動カ四]さおを差して舟が着く。「かの岸に—・きて降り給ふに」〈源・浮舟〉 [動カ下二]「さしつける」の文語形。
さし‐つ・ぐ【指(し)継ぐ】
[動ガ五(四)]指し掛けとなった将棋を、場所や日時を改めて続ける。
さし‐つ・ぐ【差し次ぐ】
[動ガ四]すぐ次に続く。「この院、大殿に—・ぎ奉りては」〈源・若菜下〉
さし‐つけ【差し付け】
[形動]《近世語》あからさまであるさま。ぶしつけ。「近頃—な事なれど」〈伎・貞操花鳥羽恋塚〉
さしつけ‐て【差し付けて】
[副]直接に。あからさまに。「—成程さうした覚えがござると、どう申すものでござらう」〈浮・禁短気・四〉
さし‐つ・ける【差(し)付ける】
[動カ下一][文]さしつ・く[カ下二] 1 ものに押し当てる。押しつける。「甲鉄艦の船舷(ふなべり)へ我が船舷を—・けて」〈染崎延房・近世紀聞〉 2 目の前に突き出す。突きつけるように差し出す。...
差(さ)しつ差(さ)されつ
酒をついだりつがれたりして、仲良く、また盛んに杯のやりとりをするようす。差いつ差されつ。
さしつしゅくしょうけいせい‐じゅつ【左室縮小形成術】
⇒バチスタ手術
さし‐つち【差(し)土】
花壇などに土をさしたすこと。また、その土。