さし【止し】
[接尾]《接尾語「さす」の連用形から》動詞の連用形に付いて、その動作が中止の状態になっていること。また、そのような状態のものを表す。「読み—の書物」「吸い—のタバコ」
さし‐ぐすり【差(し)薬】
目にさす薬。点眼薬。
さし‐がさ【差(し)傘】
手で持ってさす傘。被(かぶ)り笠に対していう。
さし‐げ【差(し)毛】
1 動物の毛並みで、一部に異なった色の毛がまじること。また、その毛。 2 かぶり物にさす羽毛。
さし‐の・く【差し退く/差し除く】
[動カ四] 1 しりぞく。離れる。「—・きてそばみて居ぬ」〈今昔・一四・四〉 2 関係しなくなる。縁が薄くなる。「—・きたる人々の心地だに、いといみじうあはれに悲しきに」〈栄花・峰の月〉 [...
さし‐なべ【銚子】
注ぎ口のある鍋。さすなべ。「—に湯沸かせ子ども櫟津(いちひつ)の檜橋(ひばし)より来む狐に浴むさむ」〈万・三八二四〉
さいこつ‐ざい【細骨材】
コンクリートに用いられる骨材のうち、粒径が5ミリメートルよりも小さいもの。JISでは5ミリメートルのふるいで、重量にして85パーセント以上が通るものとして規定される。主に砂をさす。→粗骨材
さいこう‐がくふ【最高学府】
最も程度の高い学問を学ぶ学校。通例、大学をさす。 [補説]一般に東京大学のみをさしていうのは誤用とされる。明治10年(1877)から、明治30年(1897)に京都帝国大学ができるまでは、東京大学...
こべつ‐はんどうたい【個別半導体】
単一の機能をもつ半導体素子の総称。具体的にはトランジスター、ダイオード、コンデンサーなどをさす。大量生産による仕様の標準化が進められている。単機能半導体。ディスクリート半導体。
こもり‐え【隠り江】
アシなどが茂っていたり、岬などに囲まれたりして、隠れて見えない入り江。「—に思ふ心をいかでかは舟さす棹のさして知るべき」〈伊勢・三三〉