さつひと‐の【猟人の】
[枕]猟師が弓を用いるところから、「弓月(ゆつき)が岳(たけ)」にかかる。「—弓月が岳に霞たなびく」〈万・一八一六〉
さつ‐びら【札片】
紙幣。金片(かねびら)。
札片(さつびら)を切(き)・る
景気のよいところを人に見せつけるようにして、気前よく大金を使う。「成金が派手に—・る」
さつま【薩摩】
旧国名の一。今の鹿児島県の西部にあたる。薩州。 1 「薩摩芋」の略。 2 「薩摩絣(がすり)」の略。
さつま【薩摩】
江戸古浄瑠璃の一派の家名。
さつま‐あげ【薩摩揚(げ)】
すり身にした魚肉を味つけして油で揚げた食品。刻んだ野菜を加えることもある。
さつま‐いおうじま【薩摩硫黄島】
⇒硫黄島
さつま‐いとびな【薩摩糸雛】
糸雛の一。二つ折りまたは三つ折りにした厚紙に浦島と乙姫、高砂の尉(じょう)と姥(うば)などを絵模様に描いたもの。頭髪は麻糸や色糸で作り、後方に垂らした。
さつま‐いも【薩摩芋/甘藷】
ヒルガオ科の蔓性(つるせい)の多年草。地をはう茎の節から根が伸び、地中に大きい塊根をつくる。夏、アサガオに似た小花を開く。塊根を、食用のほかでんぷん・アルコールの原料にする。熱帯アメリカの原産で...
さつまいも‐あめ【薩摩芋飴】
蒸したサツマイモを原料として、麦芽などで糖化し煮つめて作った褐色の飴。