さ‐なく‐ば【然なくば】
[連語]《古くは「さなくは」とも》そうでなければ。さもなければ。さもなくば。「—恋のまことを此様(こん)なものに代えて」〈露伴・辻浄瑠璃〉
さな‐ご【核子】
1 瓜の種子。 2 米の粉をふるうときに残る米かす。
さ‐な・す【さ寝す】
[動サ四]《「なす」は「寝る」の尊敬語》おやすみになる。「娘子(をとめ)らが—・す板戸(いたと)を押し開き」〈万・八〇四〉
さなだ【真田】
1 「真田紐(さなだひも)」の略。 2 「真田織り」の略。
さなだ【真田】
姓氏の一。 [補説]「真田」姓の人物真田重蔵(さなだじゅうぞう)真田昌幸(さなだまさゆき)真田幸村(さなだゆきむら)
さなだ‐うち【真田打ち】
「真田紐(さなだひも)」に同じ。
さなだ‐おり【真田織(り)】
絹糸または綿糸で真田紐のように織ったもの。帯・紐などに用いる。
さなだ‐じゅうぞう【真田重蔵】
[1923〜1994]プロ野球選手。和歌山の生まれ。昭和18年(1943)朝日に入団。戦後、持ち球のドロップを生かして活躍。年間39勝というセリーグ記録を樹立。ノーヒット・ノーランを二度達成した。
さなだ‐じゅうゆうし【真田十勇士】
真田幸村に仕え、武勇で活躍したと伝えられる10人の勇士。猿飛佐助・霧隠才蔵・三好清海入道・三好伊三入道・由利鎌之助・筧十蔵・海野六郎・望月六郎・穴山小助・根津甚八。実伝は不明。
さなだたいへいき【真田太平記】
池波正太郎の歴史小説。戦国時代に活躍した真田昌幸ら、真田家一族を描いた作品。昭和49年(1974)から昭和57年(1982)にかけて連載。テレビドラマ化もされた。