さむ‐ら【寒ら】
[名・形動ナリ]寒そうなこと。また、そのさま。寒げ。「和(にき)たへの衣—に」〈万・一八〇〇〉
さむらい【侍/士】
《「さぶらい」の音変化》 1 武芸をもって貴族や武家に仕えた者の称。平安中期ごろから宮中や院を警固する者をいうようになり、鎌倉・室町時代には凡下(ぼんげ)(庶民)と区別される上級武士をさした。江...
さむらい【侍】
遠藤周作の長編小説。ローマ法王に親書を届けるため海を渡ったある下級武士を描いた歴史小説。昭和55年(1980)年刊行。同年、第33回野間文芸賞受賞。
さむらい‐あり【侍蟻】
アリ科の昆虫。体長は働きアリで約5ミリ。体は黒褐色で、大あごが鎌状。夏の蒸し暑い午後にクロヤマアリの巣を襲い、さなぎを略奪して自分の巣へ運び込み、羽化すると奴隷として使う。日本各地で普通にみられる。
さむらい‐えぼし【侍烏帽子】
折烏帽子のこと。多く武士が日常使用したことによる。武家烏帽子。さぶらいえぼし。
さむらい‐かたぎ【侍気質】
武士独特の気性。武士に共通した、格式ばったもの堅い気質。
さむらい‐ぎ【侍気】
「侍気質(かたぎ)」に同じ。「されども主(ぬし)は—、かう勤めねば侍の立身がならぬとて」〈浄・堀川波鼓〉
さむらい‐ぎょう【士業】
⇒しぎょう(士業)
さむらい‐さい【サムライ債】
⇒円建て債
さむらい‐しょうほう【士商法/侍商法】
⇒資格商法