さる‐また【猿股】
腰や股を覆う、男子用の短い下ばき。さるももひき。
さる‐まち【申待】
「庚申待(こうしんまち)」に同じ。
さる‐まつ【猿松】
《松の字をつけて人名めかしていった語》 1 猿をののしっていう語。 2 まぬけな者や小生意気な者、わんぱくな子供などをののしっていう語。「童子(わらべ)すかしの—の風車をするなど」〈浮・永代蔵・六〉
さる‐まなこ【猿眼】
猿の目のように、丸くて落ちくぼんだ目。または、きょろきょろしている目。「目は—、鼻は高梁鼻(かうりゃうばな)」〈虎寛狂・縄綯〉
さる‐まね【猿真似】
猿が人の動作をまねるように、考えもなく、むやみに他人の真似をすること。
さる‐まわし【猿回し】
猿に芸を仕込んで見世物にする大道芸。猿飼い。猿ひき。猿遣い。《季 新年》「竹馬をよけて通るや—/虚子」
サルミエント【Sarmiento】
アルゼンチン南部、チュブト州の町。パタゴニア地方に位置する。恐竜などの古生物についての公園や州立博物館がある。新生代初期の樹木の化石が点在する、ボスケペトリフィカードへの観光拠点。
サルミエント‐こうえん【サルミエント公園】
《Parque Sarmiento》アルゼンチン中部の都市コルドバにある公園。19世紀末に建設された市内最大の緑豊かな公園で、動物園や美術館がある。
サルミゼゲトゥサ【Sarmizegetusa】
ルーマニア中西部、トランシルバニアアルプスのオラシュチエ山脈の村グラディシュテア‐デ‐ムンテにある要塞跡。紀元前1世紀頃、ダキアの諸部族を統一したブレビスタ王が同地をダキア王国の首都と定め、古代...
さるみの【猿蓑】
江戸中期の俳諧集。6巻2冊。去来・凡兆共編。元禄4年(1691)刊。俳諧七部集の一。発句・歌仙のほか「幻住庵記」などを収める。蕉風の円熟期を示すものとされる。