さんか‐カルシウム【酸化カルシウム】
カルシウムの酸化物。石灰石を焼いて作る。水を注ぐと多量の熱を発生して水酸化カルシウム(消石灰)となる。漆喰(しっくい)・モルタルに使用。また消石灰・カーバイドなどの製造原料。化学式CaO 生石灰...
さんかかんげん‐こうそ【酸化還元酵素】
生体内の酸化還元反応を触媒する酵素の総称。細胞の呼吸、発酵、生合成における物質ならびにエネルギー代謝に重要な役割を果たす。
さんかかんげん‐しじやく【酸化還元指示薬】
酸化還元滴定において、酸化状態と還元状態を呈色により判別する指示薬。メチレンブルー、インジゴカルミン、ジフェニルアミンなどが知られる。
さんかかんげん‐てきてい【酸化還元滴定】
酸化還元反応を利用する滴定。酸化剤の溶液に試料を滴定する酸化滴定と、還元剤の溶液を使用する還元滴定の2種類がある。溶液や指示薬の変色、または電気滴定により反応の終結となる当量点を求める。酸化滴定。
さんかかんげん‐でんい【酸化還元電位】
酸化するものと還元するものとからなる溶液中で、白金電極と標準水素電極との間に生じる電位差。
さんかかんげん‐はんのう【酸化還元反応】
2種の物質の間で、電子・酸素原子・水素原子の授受が行われる化学反応。一方の物質が電子などを放出して酸化すると、他方の物質はこれらを受け取って還元する。二つの反応は相伴って起こるので、まとめていう。
さんか‐かんし【産科鉗子】
出産が遅延した場合などに、胎児の頭を挟んで引き出す器具。
さん‐かがみ【三鏡】
⇒さんきょう
さんかぎん‐でんち【酸化銀電池】
正極に酸化銀(Ⅱ)か(Ⅰ)、負極に亜鉛、電解液に水酸化ナトリウムか水酸化カリウムの水溶液を用いた電池。現在実用のボタン型一次電池は正極に酸化銀(Ⅱ)と(Ⅰ)を共存させ、電解質に水酸化ナトリウムを...
さんかぎんボタン‐でんち【酸化銀ボタン電池】
⇒酸化銀電池