ざん‐えい【残影】
おもかげ。「古都の—」
ざん‐えい【残映】
1 暮れ残った日の光。夕ばえ。 2 消えていったもののなごり。「栄耀栄華の—」
ざん‐えん【残炎/残焔】
1 消え残っている炎。 2 秋になっても残る暑さ。残暑。
ざん‐えん【残煙/残烟】
消え残りの煙。
ざん‐おう【残桜】
散り残った桜。また、遅咲きで、春が過ぎても咲いている桜。残花。《季 春》
ざん‐おう【残鶯】
春が過ぎてもまだ鳴いているうぐいす。夏うぐいす。老鶯。《季 夏》
ざん‐か【残火】
1 燃え残りの火。残り火。 2 暁の茶事のとき、前夜からの灯籠(とうろう)の灯が、かすかに露地を照らしていること。残灯。
ざん‐か【残花】
1 散り残っている花。「—一輪」 2 春の末のころに咲き残っている桜の花。残る花。名残の花。《季 春》
ざん‐かい【慙悔/慚悔】
[名](スル)あやまちなどを恥じて悔いること。「心中大いに己の不廉恥を—し」〈織田訳・花柳春話〉
ざん‐かい【残壊】
きずつけ、こわすこと。破壊。