さん【餐】
《「ざん」とも》飲食すること。また、飲食物。「僅かに一日の—を求めかねてみづから溝壑(こうがく)に倒れ伏す」〈太平記・一一〉
さん【山】
[接尾]《「ざん」とも》 1 山の名に付けていう。「富士—」「六甲—」 2 仏寺の称号に添えていう。山号。「比叡—延暦寺」「金竜—浅草寺」
ざん【惨】
⇒さん
ざん【残〔殘〕】
[音]ザン(呉) [訓]のこる のこす [学習漢字]4年 1 あとにのこる。「残業・残雪・残存・残念・残余・残留」 2 そこなう。くずれる。「残害・残欠/衰残・敗残・廃残・老残」 3 むごい。「...
ざん【斬】
[常用漢字] [音]ザン(慣) [訓]きる 1 切り殺す。「斬罪・斬殺」 2 切りはなす。「斬髪」 3 きわだつ。「斬新」
ざんえい【残影】
tracesこの一帯は古都の残影をとどめているTraces of the old capital remain in this area.
ざんか【残花】
a flower remaining [blooming] after the others are gone
ざんがい【残骸】
a wreck飛行機の残骸the wreckage of a plane建物は残骸と化したThe building has become a mere wreck.
ざんがく【残額】
the balance;〔銀行口座の〕the balance remaining in an account ⇒ざんだか(残高),ざんきん(残金)残額6,000円也The balance is ...
ざんき【×慚×愧】
shame慚愧の涙を流すshed tears of shame慚愧に堪えないbe overwhelmed with shame/be deeply ashamed of oneself
ざんがく【残額】
[共通する意味] ★残りの金額。[英] the remainder[使い方]〔残高〕▽預金通帳の残高▽残高を照会する〔残額〕▽残額を払い込んで商品を受け取る▽残額が足りない[使い分け]【1】「残...
ざんきょう【残響】
[共通する意味] ★音がやんだ後の響き。[英] an echo[使い方]〔反響〕スル▽声が壁に反響する〔残響〕▽演奏後の残響が続く▽残響を吸収する〔余韻〕▽鐘の余韻[使い分け]【1】「反響」は、...
ざんぎゃく【残虐】
[共通する意味] ★扱い方がむごたらしく、ひどいさま。無慈悲すぎるさま。[英] cruelty; brutality[使い方]〔残酷〕(名・形動)▽これ以上彼を苦しめるのは残酷だ〔残虐〕(名・形...
ざんぎょう【残業】
[共通する意味] ★正規の勤務時間を超えて働くこと。[英] overtime work[使い方]〔残業〕スル▽今月は残業が多い▽毎日残業する〔超勤〕▽四時間の超勤▽超勤手当[使い分け]【1】「残...
ざんこく【残酷】
[共通する意味] ★扱い方がむごたらしく、ひどいさま。無慈悲すぎるさま。[英] cruelty; brutality[使い方]〔残酷〕(名・形動)▽これ以上彼を苦しめるのは残酷だ〔残虐〕(名・形...
ざんこうしょうふく【残膏賸馥】
高貴な人物やすぐれた詩文のこと。その残り香や、余り物にさえ、すばらしさが感じられること。
ざんこくひどう【残酷非道】
むごたらしくて、人の道に背いているさま。また、そのような振る舞いや行い。▽「残酷」は思いやりがなく、むごたらしいこと。「非道」は正しい道理や筋道にはずれているさま。人として当然踏まなければならない道にはずれているさま。また、そのような振る舞いや行い。
ざんざんじょうすい【残山剰水】
戦乱などの後に残された荒廃した山河のこと。亡国の風景。また、全景を描ききらず、部分的に描くことで、かえって自然の雄大な景観を表現する山水画の描法。この場合は、山河を描ききらずに残す意。▽「残」「剰」はともに、損なわれ残っている意。「水」は川の意。「剰水残山じょうすいざんざん」ともいう。
ざんしんきばつ【斬新奇抜】
物事の着想が独自で、それまでに類をみないほど新しいさま。それまでにないほど新しく、思いもよらないほど変わっているさま。▽「斬新」は発想が独自で、それまでに類がないほど新しいさま。「奇抜」は、普通の人が思いもよらないほど変わっているさま。また、他に抜きんでてすぐれているさま。
ざんていせってつ【斬釘截鉄】
毅然きぜんとした態度で、決断すること。釘くぎや鉄などの硬いものを断ち切るように、きっぱりと決断するようす。