ざくろ‐いし【石榴石】
マグネシウム・鉄・マンガン・カルシウム・アルミニウムなどを含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。変成岩中に多い。12面体結晶が普通。等軸晶系。色は黄・赤・黒・褐色などで、主に研磨材に利用し、美しいもの...
ザクロー【Sacrow】
ドイツ東部、ブランデンブルク州の都市ポツダムの一地区。市街北東部、ハーフェル川に面する。18世紀にスウェーデンの軍人が建てたザクロー宮殿とその庭園、19世紀にプロイセン王フリードリヒ=ウィルヘル...
ざくろ‐ぐち【石榴口】
1 《鏡磨きにザクロの酢が必要とされたところから、「鏡要る」に「屈み入る」をかけて出来た名という》江戸時代の浴場で、洗い場から湯ぶねへの出入り口。湯の冷めるのを防ぐために、洗い場と湯ぶねとの間に...
ざくろ‐そう【石榴草】
ザクロソウ科の一年草。道端などに生え、高さ10〜20センチ。ザクロに似た葉が3〜5枚輪生する。夏から秋、黄褐色の小花を多数つける。
ざくろのせいぼ【柘榴の聖母】
《原題、(イタリア)Madonna della Melagrana》ボッティチェリの絵画。円形の板にテンペラで聖母を描いたトンド形式とよばれる作品の一。受難の象徴である柘榴の実を手にする幼子イエ...
ざくろ‐ばな【石榴鼻】
鼻の頭が赤くなり、毛穴が広がってぶつぶつふくれ、ザクロの実のように見えるもの。酒をよく飲む人に多くみられる。酒皶(しゅさ)。
ざ‐ぐ【座具/坐具】
1 すわるときに敷くもの。ござ・布団の類。 2 《(梵)niṣīdanaの訳。音写は尼師壇》比丘(びく)が所持する六物(ろくもつ)の一。座臥(ざが)の際下に敷く。
ザグアン【Zaghouan】
チュニジア北部の町。首都チュニスの南約100キロメートルに位置する。バラの生産が盛ん。紀元2世紀、古代ローマ皇帝ハドリアヌスの時代にカルタゴまで全長130キロメートル以上の水道が築かれた。ザグーアン。
ざ‐ぐう【座隅】
座席のすみ。一座のすみ。
ざ‐ぐみ【座組(み)】
1 演劇、見世物、寄席などの、一座の出演者の組織や構成。 2 企画や事業などに関わる人々。プロジェクトのメンバー。また、その構成。