潮(しお)が引(ひ)・く
1 引き潮になる。干潮になる。 2 それまで盛んだった勢いが衰える。「ブームが去り、観光客も—・くようにいなくなった」
しお‐がま【塩竈/塩釜】
1 海水を煮て塩を作るかまど。また、その釜。 2 みじん粉に砂糖・塩などを加え、塩漬けにしたシソの葉の粉末を散らし、押し枠に入れて固めた干菓子。宮城県塩竈市付近で作りはじめた。 3 ゴマノハグサ...
しおがま【塩竈】
宮城県中央部、松島湾に面する市。漁業・水産加工業が盛ん。俗に「塩釜」とも書く。人口5.6万(2010)。
しおがま‐ぎく【塩竈菊】
ハマウツボ科の多年草。山地や高山の草原に生え、高さ30〜60センチ。夏から秋に、紅紫色の唇形の花を総状につける。《季 夏》
しおがま‐ざくら【塩竈桜】
サトザクラの園芸品種。花は八重咲きで淡紅色。
しおがま‐し【塩竈市】
⇒塩竈
しおがま‐じんく【塩竈甚句】
宮城県の民謡で、塩竈市付近の座敷歌。はっとせ節。
しおがま‐じんじゃ【塩竈神社】
塩竈市にある神社。祭神は塩土老翁神(しおつちのおじのかみ)・経津主神(ふつぬしのかみ)・武甕槌神(たけみかづちのかみ)。航海・安産の守護神として信仰される。陸奥(むつ)国一の宮。塩竈さま。
しおがま‐わん【塩釜湾】
宮城県中部、松島湾の南西にある支湾。湾内は養殖業が盛ん。湾奥に塩竃市があり、塩釜港は日本有数の漁港。
しお‐がれ【潮涸れ】
潮の引くこと。潮干(しおひ)。「波越さぬ浦の干潟の—に心とたちて鳴く千鳥かな」〈新千載・冬〉