あい【会ひ/遇ひ/逢ひ】
あうこと。対面。「夢(いめ)の—は苦しかりけり覚(おどろ)きてかき探れども手にも触れねば」〈万・七四一〉
アイロニー【irony】
《「イロニー」とも》 1 皮肉。あてこすり。 2 反語。逆説。 3 修辞学で、反語法。 4 ソクラテスの問答法。無知を装いながら、知者を自認する相手と問答を重ね、かえって相手が無知であることをあ...
あえ‐な・い【敢え無い】
[形][文]あへな・し[ク] 1 もろく、はかない。あっけない。「—・い最期を遂げる」「—・く負ける」 2 どうしようもない。しかたがない。「みづから額髪(ひたひがみ)をかきさぐりて、—・く心細...
あか‐がさ【赤瘡】
麻疹(はしか)の古名。あかもがさ。「日頃—よりして…いみじう弱らせ給へるに」〈栄花・楚王の夢〉
あか‐しか【赤鹿】
シカ科の哺乳類。大形で体高1.2〜1.5メートル。全体に赤褐色。広くユーラシア大陸の森林に分布。近縁のワピチ(アメリカアカシカ)などを含めていうこともある。おおじか。
あかとくろ【赤と黒】
《原題、(フランス)Le Rouge et le Noir》スタンダールの長編小説。1830年刊。貧しい青年ジュリアン=ソレルの野望と恋愛の一生を通じて、軍人か僧侶になるしか出世の道がなかった...
あか‐もがさ【赤疱瘡】
麻疹(はしか)の古名。「四、五月ばかりより—といふ事出で来て」〈栄花・布引の滝〉
あから‐け・し【赤らけし】
[形ク]赤みを帯びているさま。 [補説]「あからけみ」の用例しかみられない。
あ‐が・く【足掻く】
[動カ五(四)] 1 手足を振り動かしてもがく。じたばたする。「水面に浮かび上がろうと—・く」 2 活路を見いだそうとして必死になって努力する。あくせくする。「今さら—・いてもしかたがない」 3...
あき【秋】
1 四季の第三。夏と冬の間で、日本では9・10・11月をいう。暦の上では立秋から立冬の前日まで(陰暦の7月から9月まで)をいい、天文学では、秋分から冬至まで。昼が短く、夜が長くなる。この季節は涼...