りん‐ぜつ【輪説/臨説】
1 雅楽の箏(そう)の演奏法の一。残楽(のこりがく)に用いられる特殊な奏法。閑掻(しずがき)と早掻(はやがき)を併用する。 2 正統でない見解。「—を好み珍しき所を求むるは」〈連理秘抄〉
るい‐はん【類伴】
同類のもの。仲間。一味。「親しき—と隙無く合戦しけり」〈今昔・二五・一〉
れんがしんしき【連歌新式】
「応安新式(おうあんしんしき)」の異称。
れん‐が【連歌】
短歌の上の句(五・七・五)と下の句(七・七)との唱和、あるいは上の句と下の句とを一人または数人から十数人で交互に詠み連ねる詩歌の形態の一。万葉集巻8にみえる尼と大伴家持との唱和の歌に始まるとされ...
れい‐てん【例典】
しきたりの法式。典例。
れい‐ぶん【令聞】
よい評判。令名。「自分の—を小耳に挟んでは」〈宮本・貧しき人々の群〉
れいぞう‐こ【冷蔵庫】
内部を冷却し、飲食物を低温で保存する箱形の容器や室。「電気—」《季 夏》「—しきりにひらき事たのし/波郷」
るい‐よう【累葉】
1 「累世(るいせい)」に同じ。 2 子孫。一族。「まさしき源氏の—として」〈浄・盛衰記〉
れい‐き【霊鬼】
死者の霊。特に、その悪鬼と化したもの。悪霊。りょうき。「その悪しき奴(やっこ)の—なることを」〈霊異記・上〉
れい【例】
[名] 1 以前からのやり方。しきたり。ならわし。慣習。「長年の—にならう」 2 過去または現在の事実で、典拠・標準とするに足る事柄。「古今に—を見ない」 3 他を説明するために、同類の中から...