に‐がつ【二月】
一年の2番目の月。1月の次、3月の前。きさらぎ。《季 春》「波を追ふ波いそがしき—かな/万太郎」
に‐こごり【煮凝り/煮凍り】
魚などの煮汁が、冷えて固まったもの。また、魚などを柔らかく煮て、煮汁ごとゼラチン・寒天などで固めた料理。《季 冬》「—に哀しき債(おひめ)おもふかな/万太郎」
な‐おと【汝弟】
弟を親しみを込めていう語。わが弟。「愛(は)しきよし—のみこと」〈万・三九五七〉
のり‐の‐にわ【法の場】
法会(ほうえ)や説教など、仏事を行う場所。法場(ほうじょう)。「春ごとに嘆きしものを—散るがうれしき花もありけり」〈千載・釈教〉
のり‐の‐つかさ【式部省】
⇒しきぶしょう
のろのろ・し【呪呪し】
[形シク]のろいたいほど憎い。いまわしい。恨めしい。「聞きにくく—・しき事ども多かり」〈栄花・花山尋ぬる中納言〉
のべ‐た・てる【述べ立てる】
[動タ下一][文]のべた・つ[タ下二]あれこれと盛んに述べる。しきりに述べる。「よどみなくプランを—・てる」
バーズタウン【Bardstown】
米国ケンタッキー州北部の町。作曲家スティーブン=フォスターが同州の州歌「懐かしきケンタッキーの我が家」を作曲した場所として知られる。バーボンの醸造所が多い。
のり‐こぼ・る【乗り溢る】
[動ラ下二]牛車(ぎっしゃ)に女房たちが大勢で乗って、その着物の一部が外へはみ出る。また、あふれるくらい大勢で乗る。「よろしき女車のいたう—・れたるより」〈源・葵〉
の‐ばかま【野袴】
江戸時代、武士の旅行や火事装束などに着用した袴。緞子(どんす)や錦(にしき)・縞織物を用い、裾に黒ビロードの太い縁をつけた。