しの‐に
[副] 1 草木がぬれてなびくさま。また、心がしおれるさま。「秋の穂を—押しなべ置く露の消えかもしなまし恋ひつつあらずは」〈万・二二五六〉 2 しきりに。「あふ事はかたのの里のささの庵(いほ)—...
しはい‐にん【支配人】
1 使用人の中で、営業主に代わって営業全般にわたる業務を取りしきる者。マネージャー。「ホテルの—」 2 法律で、営業主によって選任され、その営業に関する一切の裁判上・裁判外の行為をする権限を持つ...
しのば・し【偲ばし】
[形シク]《動詞「しの(偲)ぶ」の形容詞化》したわしい。忘れがたい。「言の葉のもし世にちらば—・しき昔の名こそとめまほしけれ」〈右京大夫集〉
しね
生まれつきの性質。本性。「生得—悪しきものなるにおいては」〈どちりなきりしたん・一〇〉
しば‐たた・く【屡叩く/瞬く】
[動カ五(四)]《「しばだたく」とも》しきりにまばたきをする。目をぱちぱちさせる。「煙がしみて目を—・く」
し‐なし【為做し】
態度やふるまい。「我が馴染にやさしき庄兵衛が—を私(ひそか)に喜びて酔し上に一層の元気づき」〈露伴・いさなとり〉
しとね【茵/褥】
座るときや寝るときに下に敷く物。しきもの。ふとん。「草の—」
しに‐てんごう【死にてんがう】
《「てんごう」は戯れの意》死ぬまねをすること。狂言自殺。「この忙しき中に、無用の—と存じた」〈浮・胸算用・二〉
じぬし‐しき【地主職】
中世、荘園制下での領主としての権利・得分。じしゅしき。
しば‐しば
[副](スル)しきりにまばたきをするさま。「目を—させる」