しず【賤】
[名]卑しいこと。身分の低い者。「貴人(あてびと)、—が身何の変わりたる所あるべき」〈藤村・春〉 [代]一人称の人代名詞。拙者。わたし。江戸時代に幇間(ほうかん)などが用いた。「君さへ合点な...
しず【鎮】
おもり。おもし。「結びめ後に綷目(くけめ)のすみに鉛の—を入れ」〈浮・一代男・四〉
しず【倭文】
《上代は「しつ」》カジノキや麻などを赤や青の色に染め、縞や乱れ模様を織り出した日本古代の織物。綾布(あやぬの)。倭文布(しずぬの)。倭文織(しずお)り。しずり。しどり。「ちはやぶる神の社(やしろ...
シズ【SIDS】
《sudden infant death syndrome》⇒乳幼児突然死症候群
し・ず【垂づ】
[動ダ下二]たらす。下げる。「後れにし人を偲はく思泥(しで)の崎木綿(ゆふ)取り—・でて幸(さき)くとそ思ふ」〈万・一〇三一〉
しず【静】
[語素]名詞の上に付いて、静かな、落ち着いている、静まっているなどの意を表す。「—心」
し‐ずい【歯髄】
歯髄腔を満たしている線維性の結合組織。血管・リンパ管・神経に富み、歯の栄養をつかさどる。
し‐ずい【雌蕊】
「めしべ」に同じ。⇔雄蕊(ゆうずい)。
しずい‐えし【歯髄壊死】
虫歯や外傷によって神経と血管を含む歯随が壊死すること。虫歯が痛まなくなった、歯の色が変わってきたといった症状は歯髄壊死のサインとなる。再生は不可能で、歯髄を取り除く根管治療が必要とされる。
しずい‐えん【歯髄炎】
歯髄の炎症。主に虫歯が進行し、細菌が侵入して起こる。