し‐ちょう【紙帳】
紙をはり合わせて作った蚊帳(かや)。防寒具にも用いた。《季 夏》「ちりの身とともにふはふは—かな/一茶」
し‐ちょう【翅鳥】
1 大空を飛翔(ひしょう)する鳥。 2 ⇒しちょう(征)
し‐ちょう【視聴】
[名](スル) 1 見ることと聴くこと。聴視。「予が—に入らざるものは絶無なりし」〈芥川・開化の殺人〉 2 注意や関心。「人々の—を引く」
し‐ちょう【詩調】
詩のもつ調子。「重厚な—」
し‐ちょう【試聴】
[名](スル)音楽や放送番組などを一般に公開する前、またはレコードなどを購入する前に、ためしに聴くこと。「—室」
し‐ちょう【廝丁】
律令制で、仕丁(じちょう)のうち実働に従う直丁(じきちょう)のために薪水を用意した者。してい。
し‐ちょう【輜重】
軍隊の糧食・被服・武器・弾薬など、輸送すべき軍需品の総称。「—隊」「軍旅の—のことに当たらせようと」〈中島敦・李陵〉
し‐ちょう【鷙鳥】
《「鷙」は猛鳥の意》ワシやタカなど、他の動物を捕らえて食う鳥。猛禽(もうきん)。
じ‐ちょう【仕丁】
《「しちょう」とも》 1 律令制で、成年の男子に課せられた力役(りきやく)。50戸ごとに二人が割り当てられ、3年交替で諸官庁で労役に服させた。してい。つかえのよぼろ。 2 平安時代以降、貴族の家...
しちょう‐かく【視聴覚】
視覚と聴覚。その両者を同時に働かせること。「—教室」