しとみ‐がね【蔀金】
「蔀1」の戸締まりに用いる掛けがね。
しとみ‐づり【蔀釣(り)】
「蔀梁(しとみばり)」に同じ。
しとみ‐ど【蔀戸】
1 「蔀1」に同じ。 2 「蔀4」に同じ。
しとみ‐ばし【蔀橋】
城郭で、横矢を防ぐため、側面を板で覆った橋。廊下橋。
しとみ‐ばり【蔀梁】
商店などの柱の上部に取り付けた大きな梁。内方に戸抉(とじゃく)りがあって、揚げ戸を収めておく用をする。蔀釣り。
しとみ‐や【蔀屋】
「蔀1」を立て回して囲った仮屋。「—より見渡したれば」〈弁内侍日記〉
しと・む【浸む】
[動マ四]水などにつかる。また、水などがしみ込む。ひたる。「水—・まば、三頭(さんづ)の上に乗りかかれ」〈平家・四〉
し‐と・む【仕留む】
[動マ下二]「しとめる」の文語形。
し‐と・める【仕留める/為留める】
[動マ下一][文]しと・む[マ下二]狙った敵・獲物などを確実に殺す。打ち果たす。「一発でクマを—・めた」
しと‐やか【淑やか】
[形動][文][ナリ]性質や動作がもの静かで上品であるさま。また、つつしみ深いさま。「物言いの—なお嬢さん」「—に振る舞う」 [派生]しとやかさ[名]