しぶ‐がき【渋柿】
《古くは「しぶかき」とも》実が赤く熟しても渋みの抜けない柿。さわし柿や干し柿にして食用、また、柿渋の原料とする。《季 秋》「—の滅法生りし愚かさよ/たかし」 [補説]書名別項。→渋柿
しぶ‐かたびら【渋帷子】
柿渋を塗ったかたびら。
しぶ‐かっせんじょう【四部合戦状】
鎌倉時代に成立した四つの軍記物語。保元物語・平治物語・平家物語・承久記。
しぶ‐がみ【渋紙】
《「しぶかみ」とも》はり重ねた和紙に柿渋を塗って乾かしたもの。防寒・防水の衣類や部屋の敷物、荷物の包装などに用いる。
しぶかわ【渋川】
群馬県中央部の市。赤城山・榛名(はるな)山に東西を挟まれる。三国街道の宿場町・市場町として発達。伊香保温泉が有名。平成18年(2006)2月、北橘村・赤城村・子持村・小野上村・伊香保町と合併。人...
しぶかわ【渋川】
姓氏の一。 [補説]「渋川」姓の人物渋川景佑(しぶかわかげすけ)渋川玄耳(しぶかわげんじ)渋川春海(しぶかわしゅんかい)渋川春海(しぶかわはるみ)渋川伴五郎(しぶかわばんごろう)
しぶ‐かわ【渋皮】
1 樹木や果実の表皮の内側にある薄い皮。タンニンを含んでいて渋い。あまかわ。 2 あかじみてきたない肌。また、あか抜けのしない肌。しぶりかわ。
渋皮(しぶかわ)が剝(む)・ける
1 あか抜けして美しくなる。洗練される。「—・けたいい女」 2 物事に慣れて巧みになる。
しぶ‐かわご【渋革籠】
竹の網代(あじろ)の上を紙張りにし、柿渋を塗ったかご。
しぶかわ‐し【渋川市】
⇒渋川