しま‐がく・る【島隠る】
[動ラ四]島のかげに隠れる。また、島のかげに退避する。「わたつみの沖つ白波立ち来らし海人娘子(をとめ)ども—・る見ゆ」〈万・三五九七〉 [動ラ下二]に同じ。「ほのぼのと明石の浦の朝霧に—・...
しま‐がくれ【島隠れ】
島に隠れて見えなくなること。また、島のかげ。「御舟に具してあらんとて、—なる所に具してとまりぬ」〈宇治拾遺・一〇〉
しま‐がた【島形】
山水の景色をまねた置物。島台。
しま‐がに【縞蟹】
タカアシガニの別名。
しま‐がみしも【縞上下/縞裃】
縞地のかみしも。下には紋付きの衣服を着ることが多い。
しま‐がら【縞柄】
縞の模様。「—のネクタイ」
し‐まき【風巻(き)】
《「し」は風の意》風が激しく吹き荒れること。また、その風。「雪—」《季 冬》「—くる雪の黒みや雲の間(あひ)/丈草」
しまき【島木】
《「しまぎ」とも》姓氏の一。 [補説]「島木」姓の人物島木赤彦(しまきあかひこ)島木健作(しまきけんさく)
しま‐ぎ【島木】
島居の笠木(かさぎ)の下にあり、柱頭の上にのっている長い横材。
しま‐ぎり【縞桐】
木目が糸のように細かい桐材。糸柾(いとまさ)の桐材。