シャモア【(フランス)chamois】
ウシ科の哺乳類。ニホンカモシカに近縁で、体形はヤギに似る。夏毛は黄褐色、冬毛は黒褐色。ヨーロッパ中南部から小アジアにかけての山岳地帯の岩場で生活。
しゃ‐もじ【杓文字】
《「しゃくし(杓子)」の後半を略して「文字」を付けた女性語》汁や飯などをすくうのに用いる木製などの道具。めしじゃくし。
シャモット【(フランス)chamotte】
耐火煉瓦(れんが)の材料。耐火粘土をセ氏1300〜1400度に加熱したのち、砕いて細かい粒にしたもの。
しゃ‐もつ【謝物】
謝礼として贈る品物。礼物(れいもつ)。「相当の—を取て貸す」〈福沢・福翁自伝〉
シャモニー【Chamonix】
フランス南東部の地名。モンブラン北麓にあり、登山基地。1924年の第1回冬季オリンピック開催地。シャモニーモンブラン。
シャモニーのリンダ【(イタリア)Linda di Chamounix】
ドニゼッティのイタリア語によるオペラ。全3幕。1842年初演。フランスのシャモニーとパリを舞台に、小作人の娘リンダと画家のカルロの恋の行方を描いた作品。リンダの独唱「この心の光」が有名。
シャモニー‐モンブラン【Chamonix-Mont-Blanc】
⇒シャモニー
しゃ‐もん【借問】
[名](スル)ためしに問うこと。ちょっと尋ねてみること。しゃくもん。「—す、君は如何(どう)だ」〈蘆花・不如帰〉
しゃ‐もん【斜文】
斜線のような綾。斜線のような模様。
しゃもん【沙門】
《(梵)śramaṇaの音写。勤息と訳す》僧となって仏法を修める人。桑門(そうもん)。さもん。