しゅっとう‐にん【出頭人】
1 その場所に出頭した人。 2 室町時代から江戸初期にかけて、幕府または大名の家で、主君の側にあって政務に参与する者。三管領・四職・奉行・老臣など。出頭衆。 3 主君の寵愛を得て権勢をふるってい...
しゅっとう‐めいれい【出頭命令】
裁判所が被告人に対して、指定の場所に出頭を命じること。正当な理由がなくてこれに応じないときは、勾引(こういん)することができる。
しゅっ‐ぱつ【出発】
[名](スル) 1 目的地に向かって出かけること。出立(しゅったつ)。「朝五時に山小屋を—する」 2 物事を始めること。また、その始まり。「新会社として—する」
しゅっぱつ‐ち【出発地】
出発する土地。「—から目的地へのルート」
しゅっぱつ‐てん【出発点】
1 出発する地点。 2 物事を始める最初の時点。新たに事を始めた地点。「新しい人生の—」
しゅっぱつはついにおとずれず【出発は遂に訪れず】
島尾敏雄の短編小説。昭和37年(1962)「群像」誌に発表。第二次大戦中、特攻隊隊長であった著者の経験に基づく作品。
しゅっ‐ぱん【出帆】
[名](スル)船が港を出ること。出港。「東京港を—する」
しゅっ‐ぱん【出版】
[名](スル)印刷その他の方法により、書籍・雑誌、並びにそのデジタルデータなどを製作して販売または頒布すること。「児童書を—する」「自費—」「—社」「電子—」
しゅっぱん‐けいさつ【出版警察】
出版物の取り締まりを目的とする警察。明治憲法下の公安警察の一部分として、出版法・新聞紙法などの法令に基づいて行われた。第二次大戦後に廃止。
しゅっぱん‐けいやく【出版契約】
著作権者が出版者に著作物の出版を一任し、出版者がその出版の義務を負う契約。広義には、委託出版・自費出版などを含めた出版に関する契約の総称。