春眠(しゅんみん)暁(あかつき)を覚(おぼ)えず
《孟浩然「春暁」から》春の夜はまことに眠り心地がいいので、朝が来たことにも気付かず、つい寝過ごしてしまう。
しゅん‐む【春夢】
春の夜の夢。また、人生のはかなさのたとえ。「栄光も一場の—でしかない」
しゅんむそう【春夢草】
牡丹花肖柏による和歌集および連歌集。和歌集は永正13年(1516)から永正15年(1518)頃の成立とされ、連歌集は永正13年(1516)頃の成立とされる。
しゅん‐め【駿馬】
足の速い優れた馬。しゅんば。
しゅん‐もく【瞬目】
1 まばたき。 2 「しゅんぼく(瞬目)」に同じ。〈日葡〉
しゅん‐や【春夜】
春の夜。春宵。《季 春》「—の街見んと玻璃(はり)拭く蝶の形に/白虹」
しゅん‐ゆう【春遊】
野外に出かけて春を楽しむこと。《季 春》
しゅん‐よう【春容】
春の景色。春景。《季 春》
しゅん‐よう【春陽】
春の陽光。春の日ざし。また、春の時節。《季 春》
しゅんよう‐かい【春陽会】
美術団体。大正11年(1922)旧日本美術院洋画部会員の小杉放庵らが梅原竜三郎・岸田劉生(きしだりゅうせい)らを迎えて結成。翌年より毎年春に公募展を開く。