しょうじょう‐こぞう【猩猩小僧】
玩具の一。猩猩の形をした小さな人形。飴細工(あめざいく)または浮き人形に作る。また、猩猩が壺の中から出た形に作り、下の台に挿した笛を吹くと、人形が回転する装置のものもある。
しょうじょう‐ごう【正定業】
浄土教で、阿弥陀仏の名号を唱えること。それが必ず極楽往生を保証する行為であるところからいう。
しょうじょう‐しゅ【正定聚】
必ず仏となることの決まった聖者。不退転の菩薩(ぼさつ)たち。真宗では、他力真実の信心を得た者をいう。
しょうじょう‐しん【清浄心】
妄念を払い去った清らかな心。
しょうじょう‐じ【勝常寺】
福島県河沼郡湯川村にある真言宗豊山派の寺。山号は瑠璃光山。開創は大同2年(807)、開山は徳一と伝える。薬師如来像は国宝、薬師堂は重文。会津五薬師の中央薬師。
しょうじょう‐じ【証誠寺】
福井県鯖江(さばえ)市横越町にある真宗山元派の本山。越前四本山の一。山号は山元山。親鸞(しんらん)が越後へ配流の途中山元庄で布教し、そのあとに、子の善鸞が住したと伝える。文明7年(1475)8...
しょうじょう‐すげ【猩猩菅】
カヤツリグサ科の多年草。山地に生え、高さ約60センチ。夏に葉の間から茎が伸び、赤褐色の花穂をつける。
しょうじょう‐せぜ【生生世世】
《「しょうじょうせせ」とも》生まれ変わり死に変わって経る多くの世。未来永劫(みらいえいごう)。「—国主大名などに再びとは生まれまじきぞ」〈菊池寛・忠直卿行状記〉
しょうじょう‐そう【猩猩草】
トウダイグサ科の一年草。高さ約70センチ。葉は形が変化しやすく、線形から円形まである。茎の先の葉には赤い斑点が多く、その中央に黄緑色の小花が集まってつく。北アメリカの原産。《季 夏》
しょうじょう‐だんそう【衝上断層】
1 「逆断層」に同じ。 2 上盤がゆるい角度で下盤の上にずり上がった状態の断層。45度以下のものをいう。