しょうじょう‐ばかま【猩猩袴】
シュロソウ科の常緑多年草。山地に自生。高さ約20センチ。披針(ひしん)形の葉を多数根生する。春、葉の間から花茎を出し、紅紫色の花を総状につける。《季 春》「城山は—ばかりかな/節子」
しょうじょう‐ひ【猩猩緋】
やや青みを帯びた鮮やかな深紅色。また、その色に染めた舶来の毛織物。「—の陣羽織」
しょう‐じょうふ【小丈夫】
1 小柄な男。 2 器量の狭い人物。小人物。
しょうじょう‐ふくよう【掌状複葉】
植物の複葉の一。葉柄の先端に数枚の小葉が放射状についたもの。アケビ・ウコギなどの葉。
しょうじょう‐ぶっきょう【小乗仏教】
小乗のこと。呼称としては明治以後、用いられるようになった。
しょうじょう‐ぼく【猩猩木】
ポインセチアの別名。
しょうじょう‐みゃく【掌状脈】
植物の葉身の基部から葉脈が放射状に走るもの。カエデ・ヤツデなどにみられる。
しょうじょう‐よう【掌状葉】
掌状に裂けた葉。
しょうじょう‐るてん【生生流転】
万物が限りなく生まれ変わり死に変わって、いつまでも変化しつづけること。せいせいるてん。 [補説]書名別項。→生々流転
しょうじょうるてん【生々流転】
岡本かの子の長編小説。著者没後に発見された遺稿で、昭和14年(1939)「文学界」誌に発表。乞食だった父をもつ女性の波乱に満ちた人生を描く。