しら‐しげどう【白重籐】
重籐の弓の一。黒漆を塗った上に籐を巻いた部分が最も多いもの。
しらしぶ‐びょう【白渋病】
⇒うどんこ病
しら‐しぼり【白搾り/白絞り】
1 白ごまの種子を加熱しないでしぼった、上質の油。しろしぼり。⇔黒搾り。 2 《「お染久松」の油屋お染の縁で、多く、「知る」に掛けて用いる》知らぬこと、知らぬ人の意。「親達ゃ夢にも—」〈伎・色読販〉
知(し)らしむべからず
⇒由(よ)らしむべし知らしむべからず
しらし‐め・す【知らしめす】
[動サ四]《連語「し(知)らす」の連用形+尊敬の意の補助動詞「めす」。上代に用いられ、平安時代以降は、多く「しろしめす」に変化した》お治めになる。しろしめす。「天(あめ)の下—・しける皇祖(すめ...
しらしめ‐ゆ【白絞め油】
大豆油・ごま油・綿実油などの精製油。本来は菜種を加熱しないで採油した、色の薄い油をいう。
しら‐じら【白白】
[副]《「しらしら」とも》 1 夜が明けて、だんだん明るくなっていくさま。「—と夜が明ける」 2 色の白いさま。また、白く見えるさま。「闇にくちなしの花が—(と)浮かぶ」 3 平気でしらばくれた...
しらじら‐あけ【白白明け】
《「しらしらあけ」とも》夜が明けようとして、空が次第に白くなりはじめること。また、そのころ。「夜の—に風に吹き曝(さら)されながら」〈谷崎・春琴抄〉