しり‐さがり【尻下(が)り】
1 後ろまたは終わりのほうが下がっていること。「—の字」⇔尻上がり。 2 物事の状態があとになるほど悪くなっていくこと。「景気が—に悪くなる」⇔尻上がり。 3 言葉のあとのほうの音調が低くなるこ...
しり‐さき【尻前/後前】
位置・方向・時間などの前後。あとさき。「やうやう日も暮がたになりぬ。—見れば、人ひとりも見えずなりぬ」〈宇治拾遺・一三〉
しり‐ざい【止痢剤】
下痢(げり)を止める薬。止瀉剤(ししゃざい)。
しり‐ざし【尻差し】
1 尻のようす・格好。「馬の振る舞ひ、おもだち、—、足つきなどの」〈宇治拾遺・七〉 2 (「尻刺し」とも書く)しんばり棒。しんざし。「雨戸に—をして」〈浮・一代男・二〉
しり‐ざや【尻鞘】
雨露から保護するために、太刀の鞘を覆う毛皮の袋。豹(ひょう)・虎(とら)・熊(くま)・鹿・猪(いのしし)などの毛皮で作り、遠行・戦陣などの際に用いた。毛鞘。しざや。しんざや。
しり‐しよく【私利私欲】
自分の利益を第一に考え、それを満たそうとする気持ち。「—に目がくらんで信用を失う」
しり‐しりゃく【私利私略】
自分の利益を第一と考え、そのためにめぐらす策略。「総裁の発想は—というものだ」 [補説]比較的新しい語。「党利党略」からの類推か。
シリストラ【Silistra/Силистра】
ブルガリア北東部の都市。旧称ドルスタル。ドナウ川を挟んでルーマニアと国境を接する。古代ローマ時代に国境防備の拠点として築かれたドゥロストルムに起源する。一時期キーウ大公国に占領されたが、10世紀...
しり‐すぼまり【尻窄まり】
[名・形動] 1 口の方が広く、底の方が小さくなっていること。また、そのもの。しりすぼり。しりすぼみ。「—な(の)土器」 2 はじめの勢いが、終わりになるにしたがって衰えてくること。しりすぼみ。...
しり‐すぼみ【尻窄み】
「尻窄まり」に同じ。